神門神社の主祭神である百済王族の貞嘉(ていか)王の墓とされ、官女数十名と共に埋葬されていると伝えられています。
大きさは東西10メートル、南北10メートルの前方後円墳の形であったと云われています。
百済王伝説に所縁のある「師走祭り」の舞台の1つで、祭り初日に日向市東郷の伊佐賀神社で次男 華智王と再会後、一行でここへ赴き、村人の歓迎を受け式典、神楽、村人との直会の後に、敵の目をくらますため、野に火を放ち出発する場とされています。
昭和17年7月に県指定文化財(史跡)に指定されています。
場所:宮崎県東臼杵郡美郷町南郷下名木